変な私を受け入れる‼ ~躁鬱病になってから~

30代、女です。数年間、パニックと躁鬱とお付き合いしています。激しいアップダウンのなか、自分を面白おかしく見つめるブログです。

知ってよかった森田療法

パニック障害と診断されて3年ほど。今では日常生活でパニックになることはない。

(離脱症状でパニックになることはある)

休職中に、パニックに関する本を手当たり次第に読んだが、最も役立ったのは森田療法の本。

不安や症状を取り除こうとするのではなく、症状のある状態が「あるがまま」の自分であると認める。

目からウロコだった。治そうとするのではなく、病気を受け入れるという発想はなかった…

それまでの私は、症状が出て、できることが少なくなることに焦って「どうすれば治るんだろう」と悩んでいた。それが酷くなる原因だったとは。

ここからは私の解釈。

パニックになることを怖れるというのは、症状のない自分が「完璧」で「理想的」と考えているから。それこそがパニックの原因となっている完璧主義そのもの。

本来人間は完璧ではないし、不安になることは当たり前なのだが、完璧主義のためそれを極端に怖れてしまう。

電車に乗ったら、不安でパニックになってしまうかもしれないけど、それを怖れることはない。だってパニックになる自分も紛れもない自分だから。笑われたって良いじゃないか。もともと完璧じゃないんだもん。

心の底からそう思えるようになったら、電車に乗れるようになった。