桜の季節に想うこと
桜が満開になったら、夫と二人で見に行きたい。毎年必ずそうしたい。
メンタルの病気になってから、桜の季節を特別に思うようになった。鬱の時は希死念慮が強くて、いつ死んでしまってもおかしくない。そんな鬱の期間を苦しみながら乗り越えて、今年もまた一緒に桜を見ることができたことに感謝の気持ちでいっぱい。
年末年始は希死念慮が特に苦しくて、カウンセラーさんにたくさん叱られ、励まされた。まだ夫に弱音を吐くことはできないけど、なんとなく悲しい顔をしている私に夫は何も聞かずそばにいてくれた。二人のおかげで、今私は桜を見ることができる。
また来年も見たい。そのためにもっと強くなりたい。少しずつ前に進んでいる気がする。
久しぶりのパニック発作
月曜日以降、軽いパニック発作が出ている。
昨日夜中にふと目覚めて、妙にソワソワするなと思っていたら、急に強いドキドキと息ができない恐怖感。そんなに暑くないのに汗が出る。あと頻尿。 それが一晩で3回も。
おとといも帰りの電車で、「電車に乗ってはいけない」みたいな強い気持ちが起こって、なんとか乗ることはできたが、ドアが閉まる音で不安がピークになり、心臓バクバクと息苦しさで怖かった。
今もソワソワ感と不安がある。気をまぎらわそうとすると余計に不安が強くなるのは経験から分かっているが… 久しぶりなので対処の仕方も忘れてしまっている。
会社には行きたいので、この程度の発作で収まってほしい。
パニック発作はほぼ治ったと思っていたが、まだ油断できる状況じゃないのかも。
電車での出来事
JRに乗っていたら、近くに立っていたおじいさんが急に倒れた。本人は大丈夫だと言ってすぐに立ち上がったが、周りの人からは「大丈夫じゃないでしょ」と言われてた。
ちょっとお顔を見てみたら、顔の左側が弛緩してる感じ。素人だけど、脳梗塞かな?と一目でわかる。 幸い各駅停車だから、次の駅で駅員さんに通報しようと、見知らぬ人々と相談。席を譲って横になってもらった。
おじいさんは相変わらず、大丈夫、大丈夫と言ってる…
乗客の1人が「私は看護師です」と、おじいさんの脈や表情をチェックしていた。病院にもテキパキと連絡を入れていた。周りの人は一安心。看護師さんってすごい。
駅に着いたら、手分けして非常停止ボタンを押し、駅員を呼び、おじいさんの荷物を持って駅員さんに繋いだ。すぐに救急車がきたようだった。
見ず知らずのおじいさんの命のために、何人も力を合わせて、自分が出来ることを精一杯やっていた。それが自然と当たり前にできるってことが本当に感動した。
命の大切さはみんな平等。今日の出来事で、その事実を目の当たりにして強い衝撃があったことと、自分の命すら大切にできない自分に悲しくなり、駅のホームでポロポロ涙が出てきた。
不可解な夫の行動で昨夜眠れず
昨夜はハルシオンを3錠飲んだが、眠れなかった。頭がぼーっとするのと、体がダルい。睡眠薬の残りなのか、手足も力が入らない。
原因として考えられることが2つ。
1つめは、お昼に、ルピシアのローカフェイン番茶を飲んだこと。「カフェインをほとんど含みません」と書いてあるが、飲んだ後に心臓バクバクの症状が出たから、きっとそれなりに入ってるんだろう。この嘘つきめ。
2つめは、夫の行動。夜23:00頃になって急に、外に出かける格好に着替えていた。そんな事今までなかった。寝る前はリラックスするのがポリシーの人なのに。 そして何も言わずに家を出た。
家で1人で待ってる私も、心配で気が気じゃない。不安でぬいぐるみ達に触れていたが、不安は増幅するばかり。私が何か気に障ること言ったのかなとか、考えがぐるぐる。
結局30分もたたないうちに帰ってきたが、何の用事か聞いても教えてくれない。マンションのゴミ集積場にゴミ捨てに行ったようだが、それじゃ時間がかかりすぎている。そもそもゴミ捨てなんて明日の朝でも良いはずだ。
心を落ち着けようと、ストレッチとかやってみたけど、そんなことですぐ落ち着くレベルではない。 朝までコースの不眠になってしまった… 月曜日なのに。
カウンセリングでは、夫の態度や行動が全て自分のせいだと考えるのはやめなさいって言われてる。 頭では分かってるけど、実体験では難しい。
世の中ってホント不公平
子供は親を選べない。生まれた家で、なんとか生きていくしかない。
私の実家は極貧で、ボロボロで狭い家の、数万円の家賃すら滞納するほど。服も満足に買ってもらえず、恥ずかしい思いばかり。お父さんは高圧的で偉そうだけど、お金を稼ぐことができない。お母さんは自己愛性人格障害。現実逃避で不倫に走って子供のことは放置。
それでも私は、高校と大学の学費は奨学金で賄い、独り暮らしの生活費も全て自分で稼いだ。塾にも行かず、超難関大学に合格できた。全部、自分1人で頑張ってきた。 実家のことは言い訳にしないために。
私はスタートラインに立つまでに、かなりのハードルがあったのだ。それを超える努力を人一倍しなければ、貧困の連鎖でもっと惨めになってしまう。
ほとんどの人は私より恵まれていると思う。惨めな思いをしなくて良い普通レベルの家に生まれ、きちんと愛情をかけて育てられた。私みたいに、生きることに疑問を持ったりしない。生きるだけで苦しいなんて、思ってる人少ないのでは。
なのに、「何年も帰省しないなんてひどい親不孝者」、「子供を産まないなんて信じられない」、「親に感謝しなさい」とか、言われたりする。愛情をかけてもらって、甘やかされて育った人から、そんなこと言われたくない。何も知らないくせに。
そう言われると本当に不愉快で、人と話するのを避けてしまう。私の年だと、どうしても出産や子育ての話が増え、不愉快なことを言われたりする。だから私は、他の人と仲良くできないし、余計ひねくれてしまう。自分が本当に嫌になる。