認知の歪みは無理に取り除かない
カウンセリングで気づきがあった。
私は心から「頑張って成果を出し続ければ愛される」と思っている。それは、自己愛の強いお母さんとなんとかうまくやっていくために身に付けたもの。
裏を返せば、「失敗したら存在する意義なし。消えた方が良い。」と思い込んでいるということ。いつも周りの顔色をうかがい、失敗することを極端に恐れて、何をするにも不安と恐怖でいっぱいになる。
そんな私の認知の歪みは、私自身を疲れさせるだけ。もっと気楽に考えられるようにならなきゃと思っていた。
でもその認知の歪みは、そもそも必要に迫られて生み出されたものだった。過酷な環境でなんとか生き抜くための、私の根幹にある感情だ。
だからこそ、取り除いてしまうと生き方の根幹を無くなるということだから、余計に心が不安定になってしまう。
まずは、今までなんとか生きてこれたのはこの認知の歪みのおかげです、と感謝しようと思う。
この考え方のままで生きていくのは辛いけど、 無理にサヨナラはできない。
期待されないのも辛いね
「精神的な病気だから、管理職は難しいです」そう報告した日から、なんだか役員や部長の態度が変わってしまった。
今までは何かあるとすぐ私に相談してくれたのに、最近は上の人だけでやってるみたい。
役職以上の仕事をやってきた。しんどいと思ってたけど、そんな自分が好きだったのかも。
大きな案件も、気を使って他の人に分散させようとする。前は私が1人でやってたのに。
いつも「期待してるよ」と言ってくれた役員も、あまり私のところに来てくれなくなった。
自分が望んだことなのに、悲しくなる。 自己中なのは分かってる。 眠れないまま出社して、ボロボロな顔で働いていた私に、「無理しないで」って言ってくれているのに。 でも悲しい。ぽっかり穴が空いたみたい。
私はもう要らないのかな。 精神の病気の私は、腫れ物扱いにされている? どうしたらこの現実を受け入れられる?
これからは自分の半分ぐらいのパワーで、ほどほどに生きていくべきなのか。その方が楽だし、頑張る必要もないし、病気にも良い。でも、そんな自分のことをさらに嫌いになってしまいそう。
ぬいぐるみがないと生きていけない
子供のころから辛かった。
親の機嫌が悪いと八つ当たりされたり、親だけで出かけて何日もほったらかしにされることもあった。
きっと次は優しくしてもらえる…と希望をもつが、また同じようなことをされ裏切られる。やり場のない悲しみでいっぱいになる。
部屋の隅っこで、私は1人で心を亡きものにする。
そんな生活の中で、4歳の時にお祭りのくじ引きで出会った小さなぬいぐるみ。
どこに行くにも一緒だった。
親に殴られたり、悲しい思いをした時は、ぬいぐるみと一緒に共有して、辛さを分かち合う。ぬいぐるみの顔を見ると、何でも乗り越えられそうな気がした。
1人で暮らすようになってもいつも一緒。結婚してからも。今でもリビングの一番いい場所にお家がある。悲しいことがあると、一番に報告する。30年も変わらず傍にいてくれる安心感。いつもありがとう。
ろくに友達もいない私。ぬいぐるみは唯一の大親友だ。
カウンセリングの先生は、ぬいぐるみがいなかったらもっとひどい精神の病気になっていたと思うとのこと。こんな小さな体で、私の全てを背負ってくれている。この子と出会って、なんとか生きてこれた。
だから、ぬいぐるみのためにも自分から死なないように生きていこうと思う。
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過眠と焦燥感
日曜日、朝目覚めたらお昼前だった。14時間ぐらいに寝たことになる。こんなの何年ぶりだろう。かなり顔がむくんでいた。
ボーッとした頭のままランニングをした。
帰ってゆっくりしていたら急に、ソワソワ落ち着かなくなった。
何か刺激が欲しい。びっくりしたり大笑いするような面白いことが欲しくてたまらない。
とりあえず刺激の強い食べ物をと思い、カラムーチョを一袋。すぐに飽きてもっと刺激を求める。甘いチョコとカラムーチョを交互に。いやこんなもんじゃ足りない。たくさんのお菓子を食べたが欲求は満たされない。
もっと食べたいが、主人に強く止められた。
刺激が欲しい!イライラする!と主人に言ったが解決する訳もない。
スポンジボブのDVDを観たが面白さが足りない。
お風呂で転び、尻もちをついて大笑い。でもまだ刺激が欲しい。
こういうことが何度も起こればいいのに、と言って主人を呆れさせる。
どういう病気なんだ、これは…
メンダコが死んでいた
八景島シーパラダイスに行った。
深海生物の展示があって、メンダコがいるって聞いたので。
動いてる姿を1度見てみたい。
5階までワクワクしながら向かったが、あれ?どこにもいない…
やっぱり死んでしまっていた。
気分が一気に落ち込んだ。
似た感じのツノモチダコやコウイカを眺めて気をそらしたが、やっぱり違う。
私はメンダコさんが見たいの。
帰宅してからも喪失感でいっぱい。
主人が、メンダコのぬいぐるみを使って、話しかけてくれた。私を元気づけようとしてくれている。なんていい人。
でも、それに答える言葉を考えるのも気力がなくて難しい。「メンちゃん(メンダコのぬいぐるみ)と今日はお話し出来る気分じゃない」と冷たく八つ当たりした。
主人に「今日はいつも以上に頭がおかしい」と言われてしまった。
ベンゾ系抗不安薬の減薬
パニック発作が出てから数年間、抗不安薬のワイパックスを飲んでいた。1日に0.5mgを3錠。
パニック発作があまり出なくなったので、2年前に3錠から2錠にすることにした。もちろん医師も問題ないと言っていた。
だが、2錠に減らした次の日の朝、私は意識がなくなり救急搬送された。20分ほど意識が戻らず、呼吸も止まっていた時があったという。
もちろん、パニックではない。
それから、薬についてたくさん調べた。
急な減薬には、離脱症状があることを知った。
同時に、ベンゾ系の薬が恐ろしいものだと知った。
もう何年も飲んでしまった。
早く薬なしで生活できるようになりたいと思い、アシュトンマニュアルや断薬.comを参考に、減薬の計画をたてた。
アシュトンマニュアルをもとに、25%ずつ減らそうと考え、薬を刻んでいった。
だが、私には急過ぎたらしく、キツイ症状が出て苦しかった。私はかなり体が小さいから、減薬の影響が大きいのかも。
背中のビリビリ、反跳性不眠、幻覚、呼吸困難、ソワソワして落ち着かないなど。
とても仕事を続けられない状態になったので、計画を見直した。
なんと3週間ごとに0.001mgずつ減らすという、かなり慎重な計画だ。
けっこう苦労して薬を割っている。
それでも、体は敏感に気づいて離脱症状を出してくる。わずかな白い粉に、今でも振り回されているのが悔しい。